盛岡市地域おこし協力隊
盛岡市地域おこし協力隊の高橋です。
盛岡から宮古方面に向かう国道106号線沿い、森と川に囲まれた簗川地域を担当しています。
盛岡の中心部から車で30分ほどの場所にあり、街中とは少し違った体験ができる地域の魅力をお伝えします!
簗川地域は豊かな自然と昔ながらの暮らしが残る地域です。
山間を流れる簗川と根田茂川が生み出す風景は美しく、「まるでジブリの世界!」といわれています。
春から夏にかけては多くの方が渓流釣りに訪れています。
根田茂橋から眺める風景
天気が良いとエメラルドグリーンの水面が見られます
盛岡から宮古方面に国道106号線を進み、簗川ダムの入り口が見えてくるころに根田茂・砂子沢方面に右折する県道43号線が現れます。
県道43号線を進み、長い長い根田茂トンネルを抜けた先が根田茂橋です。
橋上からは切り立つ山々、水没林、ダムの青い水面が織りなす絶景を見ることができます。
根田茂橋を過ぎてさらに県道43号線を進んだところに、根田茂地区園地があります。
園地内には東屋とベンチがあり、ここで川のせせらぎと鳥のさえずりを聴きながらピクニックをするのがおすすめです!
根田茂地区園地は看板が出ているのですぐにわかります。駐車場もあります!
園地内にはアヤメ園があり、6月上旬に見ごろを迎えます。
その昔、盛岡城下と宮古を結ぶ江戸時代の主要な街道である旧宮古街道がありました。旧宮古街道の一部は簗川地域の山中にあり、当時の距離の目印とされていた一里塚が今でも地域内には現存しています。
盛岡からは木材・木炭・米・必需品などを、宮古からは沿岸の海産物を牛の荷駄につけて輸送していたそうです。
私も旧宮古街道の一部を歩いたことがありますが、昔の人たちは勾配が続く山中を牛を引きながら歩いていたと思うと感心しました。
宮古まで続く約130kmの山道を多くの人々が往来していた江戸時代の情景を思い描くと、歴史のロマンを感じます!
高畑一里塚は南北一対の状態で残っている貴重な史跡です。
この看板が目印です!
盛岡工業団地から岩山方面に向かう道の途中に「たたら清水」があります。
冷たくてまろやかな名水を求めて、多くの方が汲みに訪れています。
この水でコーヒーを入れると美味しいそうです。
国道106号線を挟んだ南側には鑪山(たたらやま)がありますので、登山後に飲むとより一層美味しく感じられるかもしれません!
鑪山の山頂からは姫神山が見えます。
4月下旬に鑪山に登るとカタクリの花を楽しむことができます。
インスタグラムとツイッターで地域内の名所や日々の出来事を発信しています。
アカウント名はどちらも@yanagawa.moriokaです。
ぜひチェックしてみてください!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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