シグ・アートギャラリーでは、宮城県出身の美術作家・佐竹真紀子の個展を開催いたします！

佐竹さんの絵画は様々な色の絵の具を塗り重ね、彫刻刀で削ることでモチーフを描き出していく手法が特徴的です。
絵肌はまるで時間の積み重ねによって形成された風景の表層を掘り返しているかのようであり、過去から現在、未来へと連綿と続く人々の歩みから受け取ったイメージを可視化していると言えます。

今回は、例えば災禍のような人生の変わり目となった出来事からしばらく月日が経った後で、佐竹が人々の暮らしに見出した様々な変化の「きざし」をテーマとした作品を中心に発表します。

また、盛岡をモチーフにした佐竹の新作とともに能登半島地震へ向けたチャリティー企画「やわらかなひかり」も同時開催。有志のアーティストやデザイナーのアートピースを展示販売し、収益の一部を寄付金とします。
長い冬が過ぎ春の気配を感じる季節にふさわしい展示となります。
ぜひお誘い合わせの上お越しください。