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盛岡市地域おこし協力隊

登山やホタル鑑賞ができる豊かな里山「大ヶ生(おおがゆう)」の楽しみ方

盛岡のちょっと隠れた里山での過ごし方をご紹介します

盛岡市地域おこし協力隊の富岡です。

私は、市の南東部に位置する素敵な里山「大ヶ生(おおがゆう)」で活動しています。

 

大ヶ生に100年以上前から建つ歴史ある古民家「南部曲り家」を活用して、様々なイベントやワークショップを開催しています。

 

今回は、地域おこし協力隊として、また、ここで暮らし始めて約1年になる住民として、私が感じる大ヶ生の魅力をお伝えしていきたいと思います。

大ヶ生ってどこにあるの?

まず、大ヶ生ってどこにあるの?という方に。盛岡市の南東部、盛岡駅から車で25分ほどの場所にある、山あいの里山です。

下大ヶ生と上大ヶ生の二つの集落があります。

縄文の時代から人の営みがあり、地域に伝わる伝統芸能が4つもあるなど、歴史の深さを感じさせる心豊かな文化や生活が今も息づいています。

かつては金山の里として栄えました。金山の坑道跡の一つ「萬寿坑」は見学可能です。

シンボル的な存在。天然記念物のシダレカツラ

瀧源寺とシダレカツラ

大ヶ生地域の中心あたりに位置するお寺「瀧源寺」の裏手には、天然記念物のシダレカツラの大木がそびえています。

撮影した6月はじめのシダレカツラは緑がこんもりとして、ものすごい存在感でした。一見の価値あり。

カタクリの季節には、シダレカツラの麓にたくさん咲いているので、春先もおすすめですよ。

登山シーズン到来!大ヶ生で登山を楽しんでみませんか?

大ヶ生は、朝島山(607m)・黒森山(837.3m)・鬼ヶ瀬山(724m)という三つの山に囲まれています。

 

毎年6月の初めに、朝島山と黒森山で山開きが行われます。

 

朝島山は、山頂から盛岡市内が一望できる見晴らしの良い山です。山の裾野に霧がかかると島のように見え、また、朝日が山頂から昇るため朝島山とよばれています。

 

黒森山は、山頂から岩手山や北上市・平泉までも眺めることができ、春は山ツツジ、秋はモミジと、色彩豊かな山です。登山口は二か所あり、下大ヶ生から登る虫壁コースは、虫壁川の渓流を眺めたり清流の音をききながらの登山が楽しめます。

上大ヶ生から登る重石コースは、途中にキャンプ場や黒森大権現が祀られている岩穴があります。

 

すぐ下の写真は、先日6/7に黒森山で山開きが行われた際の、山頂からの眺め。眺望はもちろん、山ツツジが咲きほこっていて、美しい景色を満喫しました。

これからの登山シーズン、ぜひ訪れてみてください!

黒森山の山頂からの眺め

山開きの安全祈願祭

朝島山の山頂からの眺め

3種類のホタルが見られるのは貴重! 隠れた人気スポット

396号線沿いの看板が目印!

この看板が左手に見えたら、右折してください

大ヶ生の川沿いで、ホタルを鑑賞できる場所があります。3種類のホタル(ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタル)が見られるのは、とても貴重なのだとか。

ホタルのシーズンはまさにこれから!6月下旬か7月の初旬から8月中頃まで鑑賞できるようなので、ぜひ訪れてみてください。風のない蒸し暑い日にたくさん見られるようです。

※鑑賞の際は近隣の住宅へのご配慮をお願いいたします

大ヶ生での日々をつづるインスタ「こあらかまど」にご注目!

アカウント名「koalakamado」で検索してみてください

大ヶ生で活動する地域おこし協力隊が、インスタグラムで日々のあれこれをつづっています。独自の視点かつ体当たりで大ヶ生を満喫している珍道中(笑)な投稿などなど。ぜひぜひご覧ください。

また、この記事へのご感想やご質問などありましたら、こあらかまどのインスタのDM宛てにお願いします、

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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